2016.11.05

(  Model Course  )#15

紅葉×アート×茨城の日本一!を巡る、家族ドライブへ。

  • 紅葉
  • 1DAY
  • 家族
  • 山側エリア
吉原徹

レポーター 吉原徹

ライター/編集者。1977年大阪府生まれ。大学時代に旅の面白さに魅了され、以来、世界7大陸60ほどの国と地域を取材。年間100日ほどを国内外の旅に費やし、機内誌や雑誌、Web媒体などに執筆する。妻は茨城県出身。二児の父。

常陸太田から奥日立を経由して、大子町へ。県北山側で出合ったのは、紅葉の山里と多彩なアート、そして県北に点在する「実はすごい!」スポットの数々だった。国内&海外を飛び回る旅ライターが、家族と一緒に楽しんだ1dayドライブ!

START

  • 09:00 渋谷区の自宅を車で出発
  • 11:00 水府地区松平町休耕地付近
  • 12:00 竜神そばの郷
  • 13:30 奥日立きららの里
  • 14:30 竜神大吊橋
  • 15:30 旧浅川温泉
  • 16:30 袋田の滝

GOAL

START

11:00
水府地区松平町休耕地付近

「おむつ持った?」、「さっさと歯磨きしなさい!」、「おやつは後で買おうね」などなど、毎度ドタバタとなる旅行当日の朝。自宅を出発したのは、予定よりも遅い8時30分でした。こんな我が家にとってありがたいのは「常磐道はあんまり渋滞しない」こと。

最初の目的地「水府地区松平町休耕地付近」に到着したのは、午前11時でした。井上信太が手がけた「ART ZOO」の舞台は、茨城出身の妻が「こんな良い場所あったんだねー」というほど、のどかなロケーション。顔のない四つ足の動物が描かれた250枚ものパネルが展示(放牧?)された丘陵地帯には、美しさと妙な違和感がないまぜになった不思議な空気が漂っていました「ごりらさん。うっほ、うっほ。ねー!」2歳半の息子は、目の前の動物たちに懸命に話しかけています。

1水府地区松平町休耕地付近

「おむつ持った?」、「さっさと歯磨きしなさい!」、「おやつは後で買おうね」などなど、毎度ドタバタとなる旅行当日の朝。自宅を出発したのは、予定よりも遅い8時30分でした。こんな我が家にとってありがたいのは「常磐道はあんまり渋滞しない」こと。

最初の目的地「水府地区松平町休耕地付近」に到着したのは、午前11時でした。井上信太が手がけた「ART ZOO」の舞台は、茨城出身の妻が「こんな良い場所あったんだねー」というほど、のどかなロケーション。顔のない四つ足の動物が描かれた250枚ものパネルが展示(放牧?)された丘陵地帯には、美しさと妙な違和感がないまぜになった不思議な空気が漂っていました「ごりらさん。うっほ、うっほ。ねー!」2歳半の息子は、目の前の動物たちに懸命に話しかけています。

12:00
竜神そばの郷

お昼の時間だったので「水府地区松平町休耕地付近」のすぐ近くにある「竜神そばの郷」でランチを取ることに。茨城県は北海道や長野県と並ぶそばの名産地として有名で、ここはJA常陸 水府直売所に併設するそば処。「昔っから、水府に来たらけんちんそばを食べてたなぁ」という妻のススメで、けんちんそばを注文します。地元のお母さんたちが料理を作るというだけあって、具だくさんのけんちんそばは、なんだかほっとする味わい。さらに食後には「お団子食べたい!」と言う娘(6歳)が、柚子味噌だんごをペロリ。妻はお隣の直売所の野菜を、真剣なまなざしでチェックしていました。

2竜神そばの郷

お昼の時間だったので「水府地区松平町休耕地付近」のすぐ近くにある「竜神そばの郷」でランチを取ることに。茨城県は北海道や長野県と並ぶそばの名産地として有名で、ここはJA常陸 水府直売所に併設するそば処。「昔っから、水府に来たらけんちんそばを食べてたなぁ」という妻のススメで、けんちんそばを注文します。地元のお母さんたちが料理を作るというだけあって、具だくさんのけんちんそばは、なんだかほっとする味わい。さらに食後には「お団子食べたい!」と言う娘(6歳)が、柚子味噌だんごをペロリ。妻はお隣の直売所の野菜を、真剣なまなざしでチェックしていました。

13:30
奥日立きららの里

ランチの後は「竜神大吊橋」に向かおうと思っていたのですが、「あのすべり台の公園に行きたい!」という娘の願いを叶えるべく「奥日立きららの里」に寄り道することに。実は以前も家族で来たことがあったのですが、ここには“日本一”長いすべり台「わくわくスライダー」があります。全長1,188mもの長さを誇るこの遊具は、これまでの“すべり台観”を覆すほどのスケール。紅葉の里山を眺めながらコースを下っていく感覚は、公園遊びと言うよりちょっとした旅気分。子連れなら挑戦しない手はありません! 残念ながら4歳以上でないと乗れないので、息子(2歳)は丘の上で僕と待機。芝の上を闇雲に走り回っていて楽しそうでした。ちなみに茨城県が誇る“日本一”は、すべり台だけではありません。牛久大仏、栗、メロン、サバ、鶏卵、ビール……。知られざる“日本一”がたくさんあるので、興味のある方はこちらをチェックしてください。茨城県、侮れませんよ。

3奥日立きららの里

ランチの後は「竜神大吊橋」に向かおうと思っていたのですが、「あのすべり台の公園に行きたい!」という娘の願いを叶えるべく「奥日立きららの里」に寄り道することに。実は以前も家族で来たことがあったのですが、ここには“日本一”長いすべり台「わくわくスライダー」があります。全長1,188mもの長さを誇るこの遊具は、これまでの“すべり台観”を覆すほどのスケール。紅葉の里山を眺めながらコースを下っていく感覚は、公園遊びと言うよりちょっとした旅気分。子連れなら挑戦しない手はありません! 残念ながら4歳以上でないと乗れないので、息子(2歳)は丘の上で僕と待機。芝の上を闇雲に走り回っていて楽しそうでした。ちなみに茨城県が誇る“日本一”は、すべり台だけではありません。牛久大仏、栗、メロン、サバ、鶏卵、ビール……。知られざる“日本一”がたくさんあるので、興味のある方はこちらをチェックしてください。茨城県、侮れませんよ。

14:30
竜神大吊橋

“日本一”のすべり台の後は、高さ100m長さ375mのスケールを誇る本州最長の歩行者専用橋「竜神大吊橋」へ。ここは、シーズン常設開催サイトとして、“日本一”の高さを誇るバンジージャンプスポットとしても有名な場所。実は以前、ここのバンジージャンプを体験したことがあるのですが、個人的には“日本最恐”のアクティビティ。ジャンプの瞬間を思い出すと、今でも笑えますし、震えます。今回は、チェ・ジョンファの作品「山海魚LOVE」がお目当てだったので、バンジーは回避(ほっ)。おかげでのんびりと風景と作品を楽しむことができました。11月中は新そばの出店やフォトコンテスト、ライブ演奏などが楽しめる「竜神峡紅葉まつり」も開催されているので要チェックです!

4竜神大吊橋

“日本一”のすべり台の後は、高さ100m長さ375mのスケールを誇る本州最長の歩行者専用橋「竜神大吊橋」へ。ここは、シーズン常設開催サイトとして、“日本一”の高さを誇るバンジージャンプスポットとしても有名な場所。実は以前、ここのバンジージャンプを体験したことがあるのですが、個人的には“日本最恐”のアクティビティ。ジャンプの瞬間を思い出すと、今でも笑えますし、震えます。今回は、チェ・ジョンファの作品「山海魚LOVE」がお目当てだったので、バンジーは回避(ほっ)。おかげでのんびりと風景と作品を楽しむことができました。11月中は新そばの出店やフォトコンテスト、ライブ演奏などが楽しめる「竜神峡紅葉まつり」も開催されているので要チェックです!

15:30
旧浅川温泉

常陸太田市から大子町へ。国道461号線沿いを北上していくと、周囲の山がどんどん深くなっていきます。この辺りは、“東北と関東の境”な感じが楽しい場所でした。そして、「竜神大吊橋」から40分ほどのドライブで辿り着いたのが「旧浅川温泉」でした。

この場所に展示されているのが、妹島和世の「Spring」。直径10mほどの円形の足湯はアルミでできており、美しいRが印象的。「入りたい!」と子どもたちは喜び勇んで足湯に足を踏み入れたのですが、ここで息子(2歳)がまさかの尻餅。下半身がびちゃびちゃになってしまいました(よく見ていなかった僕の不注意です)。そんな体験も子どもたちには楽しいようで、ニコニコと妹島さんが手がけた椅子に座っていました。足湯にはゆるやかに傾斜が着いているので、小さい子どもと一緒に入る場合は気をつけてくださいね。

5旧浅川温泉

常陸太田市から大子町へ。国道461号線沿いを北上していくと、周囲の山がどんどん深くなっていきます。この辺りは、“東北と関東の境”な感じが楽しい場所でした。そして、「竜神大吊橋」から40分ほどのドライブで辿り着いたのが「旧浅川温泉」でした。

この場所に展示されているのが、妹島和世の「Spring」。直径10mほどの円形の足湯はアルミでできており、美しいRが印象的。「入りたい!」と子どもたちは喜び勇んで足湯に足を踏み入れたのですが、ここで息子(2歳)がまさかの尻餅。下半身がびちゃびちゃになってしまいました(よく見ていなかった僕の不注意です)。そんな体験も子どもたちには楽しいようで、ニコニコと妹島さんが手がけた椅子に座っていました。足湯にはゆるやかに傾斜が着いているので、小さい子どもと一緒に入る場合は気をつけてくださいね。

16:30
袋田の滝

最後に訪れたのが、華厳の滝(栃木)や那智の滝(和歌山)とともに“日本三名瀑”のひとつに数えられる「袋田の滝」。滝周辺に茶店やおみやげ店が立ち並び、子どもたちは大喜びです。(娘はこの日2本目となる団子をゲット)。「袋田の滝」へと続くトンネル内には、ジョン・ヘリョンの「連鎖的可能性-袋田の滝」が展示され、“秘密基地”のようなムード。ネオンの下を子どもたちは、意気揚々と進んでいきます。「すごーい!」。観瀑台に到着した娘が叫びます。山肌を流れ落ちる白く流れ落ちる滝の水と紅葉が織りなす風景は、この時期ならではの美しさです。

と、そんな感じで県北エリアを駆け巡った一日でしたが、子どもたちはアートや自然、地元の食べ物を思い切り楽しんだようで、帰りの車中は大爆睡。翌日娘に感想を聞いてみると「また行きたい!」とのことでした。1日とは思えないほど、濃密な楽しみに満ちた家族ドライブ。胸を張って、おすすめいたします!

6袋田の滝

最後に訪れたのが、華厳の滝(栃木)や那智の滝(和歌山)とともに“日本三名瀑”のひとつに数えられる「袋田の滝」。滝周辺に茶店やおみやげ店が立ち並び、子どもたちは大喜びです。(娘はこの日2本目となる団子をゲット)。「袋田の滝」へと続くトンネル内には、ジョン・ヘリョンの「連鎖的可能性-袋田の滝」が展示され、“秘密基地”のようなムード。ネオンの下を子どもたちは、意気揚々と進んでいきます。「すごーい!」。観瀑台に到着した娘が叫びます。山肌を流れ落ちる白く流れ落ちる滝の水と紅葉が織りなす風景は、この時期ならではの美しさです。

と、そんな感じで県北エリアを駆け巡った一日でしたが、子どもたちはアートや自然、地元の食べ物を思い切り楽しんだようで、帰りの車中は大爆睡。翌日娘に感想を聞いてみると「また行きたい!」とのことでした。1日とは思えないほど、濃密な楽しみに満ちた家族ドライブ。胸を張って、おすすめいたします!

吉原徹
旅を振り返って

 

妻が茨城県出身、義母が大子町出身ということもあって、1年に何度も県北エリアを訪れていますが、正直「県北はもっと注目されても良い!」と思います。日本一のすべり台や日本最恐のバンジージャンプ、日本三名瀑……など、国内トップクラスの見どころがあるのに、意外に知られていないんですよね……。多彩なアートが楽しめる「茨城県北芸術祭」は、県北エリアの“旅”の魅力を知る良いきっかけにもなるはず!ぜひ、会期中に一度足を運んでみてください!

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休日限定!無料の会場周遊バスで常陸大子&常陸大宮へ

無料会場周遊バス

レポーター 無料会場周遊バス

会期中、土日祝日限定で運行される会場周遊バス(利用無料)。『KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭』の舞台となる各エリアの拠点駅を起点に展示作品を効率的に見て回ることができる交通手段。

田中信太郎の作品や東京藝術大学のアートプロジェクトなどが展示される常陸大子エリアから、落合陽一やザドック・ベン=デイヴィットなどの作品が展示される常陸大宮エリアへ。無料で利用できる会場周遊バスを使って、芸術祭をめぐる旅。

  • 無料周遊バス
  • 1DAY
  • 誰とでも
  • 山側エリア

13

1泊2日でアートと温泉を巡る、のんびり家族旅行。

オフィシャルデザイナー 岡本健

レポーター オフィシャルデザイナー 岡本健

グラフィックデザイナー。1983年群馬県生まれ。千葉大学文学部行動科学科にて心理学を専攻、研究の一環で調べたグラフィックデザインに興味を持ち、方向転換。卒業後、数社のデザイン事務所にて実務経験を積み、株式会社ヴォル、株式会社佐藤卓デザイン事務所を経て独立(2013)。2015年より株式会社 岡本 健デザイン事務所を設立。2016年、多摩美術大学統合デザイン科非常勤講師を兼務。

水戸から北上し、一泊二日の”山側”周遊。3歳児と0歳児を連れた家族旅行は、のんびりと作品を巡りながら、食事や温泉も楽しむマイペースな旅。子供も一緒に楽しめる作品などを中心とした「子連れKENPOKU」モデルコースを紹介します!

  • 温泉
  • 2DAYS
  • 家族
  • 山側エリア