3つの質問

3つの質問に対する回答の比較からKENPOKUを知る

2016.11.07 力石咲
見たり体験したことから何かをゲットしてやる!という意識

3つの質問に一問一答形式で答えるインタビュー。様々な人たちの様々な「答え」から、KENPOKUの姿と楽しみ方をあぶり出します。第7回目は、アーティストの力石咲さんへの[3つの質問]です。

回答者力石咲
1982年埼玉県生まれ/東京都在住
2004年、多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業。2009年J-WAVE内のアーティスト支援企画「Traveliving Project」に選出され、オーストラリアで創作活動。この活動をきっかけにニット・インベーダーとして世界を編み包むプロジェクトをスタートし、屋内外の公共空間へとニットが拡張、点在していくインスタレーションへと展開。人と街との、より密接なコミュニケーションの形成に興味を持ち、編み物をコミュニケーションメディアとして活用している。展示のほか、イベント、ワークショップを多数開催。テレビ番組や舞台の衣装制作なども行う。芸術祭では、日立市常陸多賀駅前の商店街各地にニットがインベージョン(侵略)していく。

Q1 県北を訪れて印象に残っていることは?

じわじわくる人の温かさ

定期的に訪れいてるのでそのたびに感じているのは、じわじわくる人の温かさです。わたしの作品は地域の方とのコミュニケーションなくしては成り立たないものなのですが、みなさん多くのことを語らないけど、応援してしてくださっていることをすごく実感しています。活動の様子をそっと見守ってくれたり「頑張ってね!」と声をかけてくださったり。

訪れるというより、わたしにとっては帰ってきたよ!という感覚です。

商店街の方は各々オリジナル商品で地域を盛り上げようとしているし、一緒に作品を作ってくれているサポーターのみなさんも自ら進んで作業を進めてくれて、そんな内に秘めた熱意みたいなものも感じます。

Q2 あなたの作品の見どころは?

ニットに侵略された街、昼と夜との違いも楽しんで!

常陸多賀の銀行跡に停泊しているUFOから紡がれたニットが、街を侵略しています。侵略された街を探検してみてください。

実はそのエリアは、地元の人々にとって思い出深いエリアだったり来訪者にぜひ紹介したいエリアだったりしますので、商店街の方に作品について質問してみたり常陸多賀の歴史を聞いてみると、より深く作品を楽しんでいただけると思います。

また昼と夜とでは作品の印象が変わります。銀行跡は17時以降、中には入れませんが、外からぜひ見ていただきたいです。駅前のロータリーもかなり違ってみえて面白いです。

Q3 芸術祭を楽しむために何か1つ持っていくとしたら?

見たり体験したことから何かをゲットしてやる!という意識

わたしだったら、いつものように毛糸を持っていって、芸術祭を周りながら県北に自分もこっそり作品を残していきます。常陸多賀の商店街では、芸術祭に触発されて、街中の灰皿に雨傘を作って設置されている方がいました。素敵なことだと思います。

でも実際になにかクリエイトしなくても、見たり体験したことから何かをゲットしてやる!という意識を頭の片隅に持っているとその後の日々に新しくて楽しいことが起きるかもしれませんよね。

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